事故修理の考え方

12.13

P1030447

100%元に戻す事は、不可能です。

もし可能だと言い切れる人は、神様ですね。

時間を戻すしか無いですから・・・。
基本的な考え方は、復元
と捉えて下さい。

骨格等は、寸法表に則って修正機で修正するのですが、変形度合いによって鉄の伸び率が変わってきます。

勿論、ジャバラになってしまった部分と平らな部分、あるいは厚さによっても引っ張られ易さが違いますので、100%元に戻す事が不可能な訳です。
交換する部分によってもボディー剛性が変わってくるのも当然の成り行きですね。

ドアなんかは、ボルトで留まっているから剛性に変化はありませんが、ロッカーパネル(ステップ部分)やクォーターパネル(トランクの側面)、支柱(ピラー)等は、溶断、溶接作業になりますので明らかに性能が落ちます。
この画像は、支柱やフロアー、骨格(フレーム)まで交換する大事故です。
事故の時にぶつける箇所まで選べませんから、しょうがないですけどね・・・

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